ディフェンスに対応したオフェンス

1、マンツーマン
 マンツーマンの場合の攻め方は、ミドルレンジのプレーヤーが、インサイドアウトの縦のラインにミートあるいは奥を狙うのが基本になる。ハンドラーは横にディスクを回しながら(スイング)ミドルとディープの縦の動きに対してパスをだす。マーカーは必ずフォアハンドあるいはサイドハンドのどちらかを抑えてくるので、相手の裏にパスがだせると効果的である。
 ミドルの縦の動きについては、そのポジションにエースプレーヤーがいる場合はエースにスペースを与え、一人で自由に動けるようにポジショニングする(アイソレーション)することで、パスをもらいやすくすることができる。ミドルにそのようなスキルのあるプレーヤーを複数置くことで、数回のアイソレーションを連続して行うこともできる。特にスローワーにロングを正確に投げるプレーヤーがいる場合は、アイソレーションを完全なマンツーマンで抑えるのは非常に難しい。


アイソレーション
 
 スタンダード スタックの位置から縦側にエースプレーヤーを孤立させる形でポジショニングする。このとき、エースがディープのエリアも使えるようにスタックは短めにセットする。縦の動きでミートか奥を狙う典型的なアイソレーション。
 
 EUROスタイル QB、ハンドラー(ダンプ)、4人のプレーヤーを後方にスプレッドする形で置き、中央にアイソレーションするプレーヤーを配置する(図)。


次のページ

前のページに戻る

ディフェンスのページ

HOME