第4次革命を迎え、教育における情報活用能力、英語コミュニケーション能力は日本のみならず、とりわけ英語を母国語としないアジア地域において、ともに平和で豊かなグローバル社会の構築において重要な役割を果たすものです。教育場面での国際的なICT活用は、ラーニングピラミッド、アークスモデルなど、インストラクショナルデザインに基づいた学習理論を適応し、日本の指導要領に沿った形で実践を今日まで続けてまいりました。
国際社会、国内各地域(京都、福井、埼玉、東京、名古屋、奈良)との連携はクロスカリキュラムの実践として、参加者の学びを支えるものであり、多くの人と「言語活動」、コミュニケーションを通して自らの成長を確認できる行事でもあります。
このようなことを強く意識しながら、大学生、高校生の連携のもと、教育現場でのインターネット利用のあり方を追求してまいりました。
文部科学省「教育の情報化」政策「指導要領の改正」の指針に支えられ、「何ができるようになるのか」を国際学習場面で体験できる、国際的なチームの中で学習成果を出していくイベントでもあります。
この実行委員会にはSuper Global High Schoolの学校も含まれ、英語教育に長年携わってきた大学教員、ICT教育と国際交流プロジェクトを指導してきた大学教員、高校で英語を指導している教員を中心に運営されており、教室の学びに直結した活動となっています。
参加校の一つであるミンダナオ国際大学など、安倍首相が昨年訪問され、文部科学省プロジェクト“EDU-Port”の実践校であり、今年度は認定プロジェクトである、カンボジアの実践校「シェムリアップ教員養成学校」の学生が参加し、日常的な国際福祉についても論議を深めていきます。国の国際戦略に呼応した形で先駆的に交流を推進しております。
国内外の高校、大学とのネットワーク上での連携に力を入れ、教育者の立場からの英語、ネットワーク活用に関するこれまでの知見を参加者、教員、生徒・学生と共に継続して確認し今年度を迎えようとしております。
今年度も国内の多様な学校と、アセアンの途上国を中心とした海外校の参加を幅広く募り、一層、活発な交流を展開する所存です。
【昨年度の後援実績】
文部科学省 平成29年6月8日 付承認 (29受文科総第528号)
愛知県 平成29年6月23日付承認(29国際第175号)
美浜町 平成29年6月20日付承認(美企発第383号)
東海市 平成29年6月22日付承認(秘第13号)
愛知県教育委員会 平成29年6月14日付承認(教高第501号)
三重県教育委員会 平成29年6月15日付承認(教委第01ー2ー 165号)
岐阜県教育委員会 平成29年6月26日付承認(学支第145号の81)
東海市教育委員会 平成29年6月15日付承認(社第126号)
公益財団法人名古屋国際センター 平成29年6月20日付承認(29NIC発第31号)
一般社団法人日本教育情報化振興会 平成29年6月20日付承認(教情振発第29073号)