2005年ワールドユースミーティング実施報告概要

 

2005年度

Ø                 テーマ  ネットワーク時代の国際連携 

Ø                 200581日(月)午前10:00分より午後4時まで

Ø                 主催  ワールドユースミーティング実行委員会

  日本福祉大学福祉経営学部

Ø                 場所  日本福祉大学 美浜キャンバス

Ø                 後援  文部科学省、愛知県教育委員会、三重県教育委員会など

Ø                 連携協力 2005年国際博覧会協会

Ø                 集客  750名

 

参加校

参加校 :安東小学校 三重県宮川村宮川中学 南河内町立第二中学校 四日市西高校 大阪扇町総合高校 福井商業 沖縄尚学高校 日本福祉大学附属高校 羽衣学園高校 早稲田本庄学院 

日本福祉大学 東京国際大学 中京大学 関西大学 立命館大学 南遊の会 

 

海外からの参加: 

ジンバブエ  台湾   台湾師範大学 Kun Shan University of Technology シューテ大学 三民高校 台湾高雄市立女子高校、国立フェンシャン高校、チョンチェン中学、フェンシ中学、ショウシャン中学、国昌中学 台湾高雄市教育委員会

カンボジア   カンボジア工科大学  アメリカ

韓国   梨花女子大附属高校

 

2005度の特徴

 今年度は特に次の事に焦点をあてて展開された。

Ø                 アジアでの英語活用に焦点をあてる

英語が聞き安く、単語レベルも日本人に取っては共通点が多い。何よりもコミュニケーションに特化した英語といえる。リダクションが少なく、会話レベルの英語が使える。同じ立場の英語ともいえる。

 

Ø                 ICTを活用し英語の壁を低くする

 ICT活用によって英語を使う場を低くする。 プレゼンテーション時に画像や、調査資料を活用し、発信内容を豊かに具体的にする。またアンケートを使う、流れを決めるなどしっかりとプレゼンテーションを高めた。

またICT活用によって、より効果的な話が展開できる。動画や静止画といったビジュアルなファイルを作成出来ると共に、データそのもの、アンケート結果の処理などに活用。

 

Ø                 プレゼンテーションという手法で「話す力」「発信力」を高める

プレゼンテーションでよく使われる英語表現はコミュニケーションの基本形となる。

人に効果的に情報を伝えるにはプレゼンテーションでは「話す力」が大切である。

島国で日常レベルで異文化に触れる事が少なかった日本人にとって「沈黙は金」といわれてきた。しかし 国際化社会を迎え、世代的にも異文化が広がりつつある今、「人まで相手に分かってくれるように話す」ことはコミュニケーションにおいて実に重要である。 プレゼンテーションはこのような訓練の場となる。

ファイルがこの活動を促進させ、誰もが話す機会を手にする。

 

Ø                 ホームステイプロフラムとの連携を深める

 ただ単にプレゼンテーションをさせるのでは無く、ホームステイプログラムによって真の異文化体験をもたらす。

Ø                 国際交流とは何か

 つながり続ける手法と、その意味を明らかにする。

 

 

概要

 ワールドユースミーティングは1999年より毎年継続して実施され今年で7年目のインターネットをベースとした国際交流イベントである。日本でのホームステイ体験の後、参加海外学生・生徒は福祉、国際化などのテーマに沿って共同プレゼンテーションを英語で行う。この準備もネットワークを通して行われる。

2005年愛知万国博覧会協会、名古屋市、三重県の教育委員会、さらには文部科学省の後援を得て実施されている。

この国際交流はインターネット活用、マルチメディア活用の典型的なイベントで高校生、大学生が参加している。インターネットやコンピュータ活用能力と英語は世界の若者が今の時代を生きるにあたって必要不可欠な力である。参加者は世界中から集まった人々を出会え、交流の機会を持つ。

インターネットの活用により、直接会う内容が非常に高いものとなる。事前にお互いを知ることができるし、プレゼンテーションに向けた準備もできる。活動をweb上で共有し、励ましあうこともできる。さらにはプレゼンテーションファイルを帰国後にネットワーク上から活用し英語教材として利用することもできる。

 

 

ワールドユースミーティングの目的

Ø      インターネットの活用により、かつて実現できなかった質の国際交流を体験する

Ø      学生が情報化社会で必要とされるインターネットスキルを身つけること

Ø      学生たちが日本や海外についてその社会、文化について理解する。

Ø      適切な国際感覚をもち、自分たちのアイデンティティーを打ち立てさせる。

Ø      学生たちは他の人々、文化、社会について学ぶ力を身につける。

 

インターネット時代ならではの交流、その3つのステップ

イベント前 インターネットやマルティメディアを通しての交流
参加学生たちは毎年ワールドユースミーティングのテーマに従ったアンケートなどをそれぞれに国で実施し、共有する。お互いを理解するため、自己紹介のために英語で5−6行の文章と写真を電子メールで交換する。

直接交流
 来日後、沖縄、福井などでホームステイを体験し、日本文化を理解する。その後名古屋でジョイントプレゼンテーションに望む。インターネット活用による交流は学生たちをより身近に感じさせる。電子メールや、WEB上の写真、時には自己紹介の動画などお互いに共有する。共同プレゼンテーションはワールドユースミーティングの協力の証である。何よりも具体的な発表というゴールに向けて取り組む。各国におけるコンピュータリテラシや会話能力が試されることとなる。

 

インターネットによるさらなる交流
イベントに参加後、参加者は自分たちのプロダクトを共有する。活動の写真をWEBに載せたり、それぞれの国で、英語プレゼンテーションが英語の授業や他の授業で活用されたりする。

               

 


 

参考

 

 

 

 

ジョイントプレゼンテーション(高校生+海外) (大学生+海外)

 

 

 

http://www.japannet.gr.jp/w2005/

 

 

 

連絡担当者 

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日本福祉大学 福祉経営学部 教授 影戸 誠