総務担当 23番 氏 名 田中 咲子
とても実りのある会だった。ワールドユスを一言で語るなら
この言葉しかないと思います。
ワールドユースでの私の仕事は、みんなが首から提げる、
もしくは胸につけるネームタグを作ることでした。
最初はごく軽く考えていたのですが、いざデザインを始めると
なかなか良い案が浮かばず、とても苦労しました。
参加するすべての国の国旗を入れなければいけないし、つける人の
所属団体名、氏名を書くスペースも空けなければいけない。
限られたスペースにこれだけのものを詰め込むというのは想像していた
以上に大変なことでした。
やっとの思いでデザインを作り上げると、今度はもっとやっかいなことが
待ち受けていました。
紙に描いたラフデザインをパソコンで作ることにしたのですが、思い通りに
絵が貼り付けられなかったり、作った画像が消えてしまったり、他にも数え切れない
ほどのアクシデントがありました。
そんなパソコンとの格闘が毎日のように続き、ついには悔しくて
泣いたりもしました。でも相方の佐藤さんに励まされ、先生に助けられ
なんとか完成させることができました。
印刷も終わりケースの発注も済みあとは当日を待つばかりになりました。
そしていよいよ当日、私はデザインと当日受付の係でもあったので会場である
国際センターの入り口で、川崎商業の吉野先生達と発表者やゲストの人たちに
ネームタグを配りました。みんなが受け取ったネームタグを見て、口々に
褒めてくれるのを聞き、あの時の苦労は無駄じゃなかったんだ。と思いました。
なかでも韓国の男の子が胸に付けたネームタグをみんなに自慢していたのを見たときは、
嬉しくて涙が出そうになりました。
今回私は裏方の仕事で、外国の人たちとふれ合う機会は
少なかったけど、一生懸命やったことは必ずみんなに分かってもらえるんだ
ということを学んだ気がします。途中「投げ出してしまいたい」とも思ったけれど、
最後までやり通して本当に良かった。ワールドユースは私の夏休み
の最高の思い出です。
★☆★Summary★☆★
What I did in the World Youth Meeting was making the name tags
which everybody hung from their neck.
Although it was hard and sometimes I would give it up, I felt
happy when I finished making 200 tags!!
The Meeting is the bets memory of the summer vacation.
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