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6月15日(火)
今日の出来事といえばなんといっても
炊飯器
をゲットしたことでしょう。すばらしいことだわ。45ドル,インド製。今の日本ではまずお目にかかることのできない古い型のしろもの。今風のは120ドル以上したからとても買えない。しかし,古典的で無駄のないよいデザインだ。特にうちのキッチンに馴染んでよろしい。写真をとったから絶対HPに載せよう。
これを売ってる店が吉野屋という,Central Squareにある店で店内にはサザンがながれ,おかめ納豆まで売ってる。レジのバイトらしき女の子で久々に日本語を話す。安心するなあ日本語がはなせると。吉野家との関係はないらしい。ショーウィンドウがありがちな勘違い日本を演出しているけれど中身はまとも。日本のもので必要なものはけっこう揃う。ジャンプなんかも売ってる。
実家からの荷物も届き,満足気に帰ってきたのもつかのま,練習の時間が。。JohnBarは「俺は今日パーティがあるから行かない」と言ってベッドで横になってるし、一人で自転車に乗って出かける。
始まる前に,Tedに「not get too hard, TAKA」と言われていたが自分のペースがわからず結局too hard なトレーニングになってしまった。トラックのラップは人それぞれで,トップがだいたいラップ70秒,遅くて80秒というのが大体のペース。秋に入るとかなり厳しくなってくるようだけど、今は各自の調子に合わせてやっている。BrianとZakのMIT,Harvard PhDコンビが一番速い。ZazとDougも速い。41歳のMooneeが75秒のラップで走る。
自分は今日は75秒前後のラップで走ったけれど,スタジアムのアップダウンで足がひきつってしまって大変。がくがくしてきた。まあ速いほうだと思う。シーズン終盤なら70秒を切って走れるだろう。今日は最終ラップは70秒を切っていた。こういうとこでがんばっておかないとなぁ。自分はそういうタイプの選手だし。代表の時と一緒。がんばれる所では一番になっておくことで,ちゃんと見せておかないといけない。何かに抜きんでていないと,評価してもらえんし。
雰囲気的にディフェンスでも使われそうな感じだから,それこそ体力が必要だ。世界大会はメンバーが少ないし。がんばらねば。
このチームのすごいところは各自のペースと言いながらしっかり調整しているということだ。みんなよくがんばる。特に若いのは少しオーバーペース気味にがんばる。ベテランは自分のペースをよくわかっているのでマイペースだが(何と言っても5年間チャンピオンであり,その前からのキャリアを考えるととても日本の若い選手の及ばないところにある)。日本では,マサ本田さんとかCrewsの人たちくらいだもんなぁ,あのキャリアは。
帰りに念願の米を買ってご飯を炊いたでござる。
ちゃんと炊けるではないか!しかも懐かしいおこげ付きだ!!
一日目からすっかり台所に馴染んでいる炊飯器君であった。
疲れたのでもう寝るのであります。ところで
部屋はこんな感じ
であります。
6月16日(水)
今日,本棚を知り合いにもらったということで,私めの屋根裏部屋に新たなアイテムが加わった。なかなか役に立つなこれは。助かりました。
疲れをとるのに時間がかかるのか最近は9時間から10時間くらい寝てる。来週からはそうはいかないが。のんびりしているのもまあいいかな。
リビングにて
すげーかっこいいなー。コピーして持ってかえろ。
さてとこれからJohnbarと日本食を食べに行くのだ。
18時からでだいたい10人くらい集まっている。だいたいこの時期はまだ各自のペースだ。Tedに今日のメニューを聞いて,先週のメニューがただのウォームアップに過ぎなかったことを知ることになる。。
これからしばらくのトレーニングメニュー。
ウォームアップ-
トラック400m
×2
スタジアムのアップダウン-10往復
トラック-400m(ラップ70秒,インターバル60秒)×3を1セットとして,計3セット。セット間のインターバル180秒。
クールダウン-トラック400m×2
でもとにかくきついなと感じてからが長いトレーニングだ。2セット目で一度ピークの辛さが訪れる。それからが長い。走っても走っても終わらない。わかるよねこの感覚。
アルテ9年目を迎えてまだ若輩であることを認識したのであります。人生は長い。
Johnbarが95年のUPAファイナルをJeffから借りてきたので見せてもらう。Boston vs Seattle Sockeye。これは初めてみたけど,完全にボストンが試合を支配した完璧な試合だった。
なんと言ってもこの試合でボストンはたったの3回しかターンオーバーしていない。すべてオフェンスチームのロングのミスによるもので,ブレイクされたのはそのうちの1回だけ。後半ですでに点差が5点くらい離れてからのこと。
驚くべきことにディフェンスチームは一度もターンオーバーしていない。1度でもディスクを相手が落とせば確実に点に結びつけたということだ。こんなチームに勝てるわけがない。試合の序盤でクラムが見事に決まってペースを掴むが,Sockeyeのディフェンスも強力で,まじで世界大会より厳しいという意味がわかる。そういえばUPAファイナルを見たのはこれが初めてだ。
21−10の完勝。これじゃ手がでないよな。まったく隙がない。この試合ではエンドゾーンオフェンスが完璧に機能していて,焦らず確実に点を積み上げていった様子がよくわかる。スイング,スイング、ゴール。